社会と会社

人たるもの、できれば社会のために何かしらの役に立ちたいと思う、少なくとも自分はそう思ってきた。

 

20年前、社会人として会社人生を初めてようやく社会の一部になれたという気がした。

ただ年を取るにつれ、自分の社会との接点はいつしか会社が中心となり、会社イコール社会ということに疑いを持つことすらなくなっていた。

 

生きていること、それ自体が社会の一部、と最近思う。

ややこしいことは要らない。

簡単なことも敢えて複雑化して得られる達成感など自己満足と思う。

 

会社を辞めても社会からは抜けてはいない。

盲目な会社人より視野の広い社会人でありたい、今改めて思うところです。